ED治療薬に保険は適用にならないの？｜横浜のED薬なら当クリニックをご利用下さい。

基本的に日本では、今の時点ではED治療に関する検査や治療薬が保険適用にならないことになっています。つまり、ED薬も含めて、診療にかかった費用は全額患者側が負担する自由診療という形になります。
美容整形やインプラント治療などは自由診療として広く知られていますが、先進国においてED治療に対して保険がまったく適用にならないのは日本のみです。したがって、今後は保険が適用になる可能性はあると考えられます。
保険が適用になるためには、厚生労働省の認可が必要になります。実はED薬に関して、ある薬の製造元の会社が保険適用を厚生労働省に申請したことがあります。しかし、前年ながらこのときは許可が下りませんでした。
認可されなかった理由としては、ED薬は勃起不全の根本的に治療するものではなくて、一時的に改善させる生活改善薬であると厚生労働省が判断したからとされています。生活改善薬としては、ED薬以外にも育毛剤や経口避妊薬、禁煙補助薬などがあります。
生活改善薬は、病気の治療を目的としない、生活の向上や改善のための薬のことです。厚生労働省の判断が間違いだと考える方もたくさんいると思いますが、日本では厚生労働省に認可してもらわない限りED治療に保険が適用になることはありえないので、納得するしかありません。
ということで、ED治療を受けようとして病院などを受診すると、風邪などの治療と同じように初診料や診察料、検査費用、ED薬の処方料などが全額患者の負担になるため、高額な料金を請求されることになります。ただし、ED治療を専門に行っているクリニックなら、ED薬だけの料金しかかからないこともあります。
今のところはこのような状況ですが、やはり男性にとってEDは大きな悩み事であり、個人的には一種の病気だと思うので、なるべく早めに安く治療を受けられるようにして欲しいと願います。
ただし、ED薬も不妊治療の目的に限っては保険が適用になるケースもあります。薬の種類は限られていますが、このことを厚生労働省が承認したことは大きな第一歩だと思います。2022年4月から始まった不妊治療への保険適用の一環として、勃起不全による男性不妊と診断された場合のみ保険の適用が対象となります。
気になるED薬の価格は、種類によって異なりますが1,000〜2,000円程度が相場となっています。インターネット上でもED薬を相場よりも安い価格で個人輸入にて入手することは可能ですが、粗悪品や偽者を販売している業者も少なくないため、おすすめはできません。
ED薬には副作用などもあるので、きちんと病院やクリニックを受診して医師に処方してもらうことを推奨します。
ED治療では投薬治療も行われますが、薬を使用しなくてもカウンセリングで治る場合もあります。日常生活や仕事で抱えているストレスや、パートナーとのトラブルやトラウマが原因でEDを発症してしまう方もたくさんいます。
精神的な要因として、ストレスのような現実心因と、過去のトラウマのような自分では意識できない深層心因の2種類があって、現実心因だと一般的なカウンセリングで改善できる可能性が高いです。
病院やクリニックによって異なりますが、カウンセリングであればかかる費用は1時間5,000〜10,000円程度となっています。